このところいろいろ試しているネットワークプレーヤーですが、「MediaWiz」の他に「squeezebox」を使っています。

MediaWizと違って音楽専門のプレーヤーですが、仕組みは同様。音楽ファイルがあるパソコン側でslimserverというサーバソフトを起動しておきます。squeezeboxは、サーバにアクセスしてストリーミングデータを受け取り、再生します。特徴は、iTunesライブラリが利用できること。


slimserverでiTunesライブラリを使用する設定にしておけば、リモコンを使ってジャンル、アルバム、アーティストなどでiTunesライブラリをブラウズできるほか、プレイリストも呼び出せます。iTunesとの連携といえば本家のAirMac Expressがありますが、こちらはストリームの受信だけ。sqeezeboxは、サーバへのリクエストができるわけです。もちろんインターネットラジオもOK。
slimserverはオープソースで開発されていて、Mac、Windows、Linux版があります。実は、slimserverはsqeezebox専用ではなく、ストリーミング再生ができるソフトやデバイスなら利用できるストリーミングサーバなのです。

■Mac版(Webブラウザで設定やコントロールを行います)

結構気に入っているsqeezeboxですが、先日ハードウェアアップグレードの案内がありました。アップグレードされるのは本体の表示部分。40文字×2行のEL管(電卓やビデオデッキの表示部分でよく使われているもの)を、280×16のディプレイに交換できるとのこと。アップデート料金を支払うと新しいディスプレイが送られてくるので、自分で交換する仕組みです。8月中は古いディスプレイを返すと20ドルバック。
「自分で交換」というところに惹かれるのですが、EL管がちょっとレトロな雰囲気で気に入っているし、どうせ日本語は表示できないのでこのままにしておこうと思っています。

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