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WWDCでMac OS X 10.4が披露されました。コードネームはTiger。Appleのサイトではすでにしっかりと紹介ページが作られていて、半年先のリリースとは思えないほどです。
コードネームは秘密の呼び名のはずですが、最近は普通に公開していてそのまま製品名になってしまうこともあります。ひょとして、コードネームのコードネームなんてものが存在しているのでしょうか。
Tigerと聞いて、以前、Microsoftが開発していたメディアサーバを思い出しました。1994年ごろに開発されていた、ビデオや音楽といった連続メディアをオンデマンドで配信するためのサーバです。普通のスペックのPC上のWindows NTで動くことが特徴で、スケーラビリティも持っていました。Tigerは、データを独自のストライピング技術で扱い、複数のPCが同期してデータストリームを構成します。ストライピング→ストライプ→縞→虎の縞模様、というわけですね 🙂
デモでは、複数のPC、複数のハードディスクというシステムを使用し、信頼性の高さを示すために映像配信中に任意のハードディスクの電源を切ってみせていました。
最近も別の「Tiger」があって、WWDCではニアミス状態だったそうです。Java 2の次期バージョンですね 🙂
Appleが商標登録している猫科の動物の名前は、あと「Lynx」「Cougar」「Leopard」が残っているようです。