手書き派のためのWebサイト管理ツール。

パニック・ジャパン

79ドル(キャンペーンあり)

ページデザインのためのWYSIWYG機能はなく、新規ドキュメントは白紙のウィンドウになります。エディターには自動インデント、コード補完、タグや括弧の自動クローズ、構文カラーリングといった、コードを書くための機能がそろっていて、バリバリ手書きする人に向いています。認識する構文は、HTML、Perl、PHP、JavaScript、Rubyなど13種類。関数のエントリーなどをリストアップしてクリックでジャンプする機能、正規表現対応の検索機能、ネットワーク経由で複数人で編集する機能まであります。


エディターのほかにターミナル、ファイル転送、CSSエディター、リファレンスブック(HTML、PHP、CSS、JavaScript)が統合された開発環境になっていて、WebKitによるページのプレビューも可能。ファイル転送ソフト「Transmit」のメーカーだけあって、アップロード/ダウンロードは安定しています。画面は整理されていて美しく、使っていて気分がいいソフトです。気になるのは、サイトを指定して作業を始めると必ずサイトに接続することと、ファイルを開いていない状態では常に「名称未設定.html」が編集状態になっていること。ターミナルのテキストエンコーディングを変更できないのも残念。ウィンドウを分割すると、ターミナルを表示しながらコーディングできて便利なだけに、是非対応してもらいたいポイントです。

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