P・K・ディックの「最後から二番目の真実」が新訳で出ていたので、さっそくAmazon.co.jpで購入。


今は亡きサンリオ文庫に入っていた一冊で、23年ぶりの復活です。
本作の前の復活は、2005年にハヤカワ文庫から新訳で出た「スキャナー・ダークリー」。最近、キアヌ・リーブス主演で映画も公開されました。ディックの作品はよく映画化されますが、たいていはアイデアが使われる程度。映画「スキャナー・ダークリー」は、珍しくほぼ原作通りでした。DVDの特典に短いディックのインタビュー映像が入っていてびっくり。しゃべっているところを初めて見た:-)
アメリカでは「ゴールデン・マン」を原作にした「Next」が公開中。しかし、ニコラス・ケイジが主演なので、ちょっとイメージが違うような・・・。ゴールデン・マンって、誰もが魅了されてしまう美しい若者だったはず・・・。またアイデアを借りた、別の作品なんでしょう。

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