パスワードの管理は、ずっとPalmのSplashIDでやっていました。なぜかというと、家でも会社でもPalmを持ち歩いていれば参照できるので、個々のパソコン内で管理するより便利だったわけです(安全性も高いし)。でも、うちで仕事をするようになると使うパソコンは1台だし、いちいちPalmを開くのが面倒になってきました。そこで、Mac OS Xで使えるパスワード管理ソフトを探ってみることにしました。
チェックポイントはこんなところ。

1) 日本語が入力できる(SplashIDにはMac OS X用がありますが、日本語は扱えず・・・)
2) メモ欄がある(アカウントの説明などを記入したい)
3) データをエクスポートできる(ソフトを乗り換えるときに重要)
4) Universal Binary(どうせなら)

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Palmで定番のPIMソフト「Agendus for Palm OS」がついにVer.10に。
Ver.5ぐらいからのユーザーですが、What’s Newを読むとどうやらTreoで使うと便利になっている様子。
バージョンアップするか迷うところ・・・。

Macの超定番ファイル圧縮ユーティリティー「StuffIt Deluxe」もVer.10になっています。こちらのウリは、JPEG圧縮。通常JPEGは圧縮をかけてもほとんど小さくならないのはご存知の通り。それが、Ver.10では20〜30%小さくなるそうです。StuffIt Deluxeも使い続けているソフトですが、MagicMenuしか使っていないし・・・(Finderでファイルやフォルダを選択して[command]+[S]。または、アーカイブを選択して[command]+[U])。JPEGが小さくなるのはちょっとうれしいけれど、誰かに圧縮したファイルを送ることを考えると新しい圧縮フォーマットはトラブルの元だし。こっちも迷いますね・・・。

長く使っているCLIE UX50のバッテリーが弱ってきたので、自分で交換することにしました。
バッテリーは、モバイルプラザで購入。
裏ぶたを止めているのは菊型の超小型ネジなので、近所のホームセンターでドライバー(Anex 特殊精密ドライバー Bタイプ 5溝(小))を購入しました。
他に側面のネジを外す必要がありますが、これらは普通の精密ドライバーでOKです。

裏ぶたを開いたところ。

購入したバッテリー(左)と、オリジナル。

購入するときの注意書きにあるように、サイズがオリジナルより少し大きめです。注意書きには本体を削るという説明がありますが、バッテリーから出ているコードを少し内側に入れるとなんとかはまりました。

コードの位置をずらすために、バッテリーをくるんでいるカバーを少し切りました。

UX50は、コンパクトでキーボード付き。無線LANとBlutoothも使えるので、気に入っています。
これでしばらく使えそうですが、次は本格的なスマートフォンになるのかな・・・:-)

CLIE NX/NZ/THの画面を回転させて、横ワイド表示にできるユーティリティー。

Mobile Stream
$19.95

CLIEの縦ワイド液晶を横ワイド表示にすると、Webやメールが見やすくなります。
UX-50はもともと横ワイド表示ですが、サイトではUX-50を縦ワイド表示にするバージョンがダウンロードできるようになっています。ベータ版ですが、早速入れてみました:-)

最初、どうやって画面を回転させるのかわからなかったのですが、UX-50ではステータスバーにある無線LANの感度表示アイコンの上あたりをタップすればOKでした。

PooKも縦ワイド表示できます。

ここ数年、Windowsのメーラーは、ジャストシステムのShurikenを使っていました。ビューワーが特殊な形式で、添付ファイル形式のウイルスに強そうなことと、Palmとシンクロできるからです(Palmとのシンクロは数回試しただけでしたが 🙂 )。
バージョンアップの案内が届いたので新機能をチェックしたところ、迷惑メール対策があまり進歩していない模様。どうもフィルター機能の延長のようです。最近、海外からのスパムがやたらと増えていて、学習機能付きの自動判定を期待していたので、MozillaのThunderbirdに乗り換えることにしました。

メーラーの乗り換えで問題になるのが、データの移行です。Shurikenはmbox形式でエクスポートできるので、手間はかかりますが(Shurikenのエクスポートはフォルダ単位)、簡単に移行できました。
Thunderbirdのサイトに、mbox形式のMac OS XのMail.appからの移行方法が紹介されていて、そこにはThunderbirdのプロファイルフォルダにコピーするとあります。やってみると、プロファイルフォルダの中のかなり奥にある「Local Folders」フォルダにコピーすると認識されました。

Mac OS、Mac OS X、Windowsで使えるデスクトップ共有ソフト。

Astroflower Software
サーバ:フリー
ビューワ:20ドル

サーバのAstroShareにビューワのAstroViewでアクセスして、デスクトップの表示・操作ができます。VNCと同じ形態ですね。
ビューワにはPalm OS用もありますが、CLIE UX50で試したところサーバへの接続でリセットダイアログが表示されてしまいます。ハイレゾ対応なので期待していたのですが。
Windows用のビューワでMac OS Xのサーバに接続してみました。

もちろんデスクトップの操作もできます。
Linux用のサーバとビューワは開発中です。

認証と暗号化にARMネイティブコードを使用して、高速化を図ったSSH2クライアントソフト。

Sealie Software
フリーウェア

ログインしてviを起動してみました。UX50の横ワイド、キーボードにも対応しています。
サイトには十分テストしていないとありますので、注意して使いましょう。

Bluetooth内蔵の小さなGPSモジュールです。幅50×高さ20×奥行き70mm。メーカーは台湾Holux

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CLIEに内蔵されているカメラを、Webcamとして利用できるソフトです。PalmwareとWindowsアプリケーションを組み合わせて使います。対応しているPalmは下記の通りです。使用時は、Palmをクレードルに乗せるか、USBケーブルを使ってパソコンと接続しておきます。

CLIE NR70V、X70V、NX73V、NX80V、NZ90、UX40、UX50、TJ27、TJ37、TH55
palmOne Zire71、Zire72、Treo600

clievideo.com
$14.95

早速UX50で試してみました。Windowsアプリケーション「Palm Webcam PC」を起動すると、初回にWDMドライバがインストールされます。Palmwareの「Webcam」を起動し、ストリームを開始すると、Windowsアプリケーションに画像が表示されました。もちろん、Yahoo! MessengerなどのIMでビデオ送信に使えます。UX50はパソコンとの接続にUSBケーブルが必要で面倒ですが、クレードルが利用できる機種ならチャットで手軽に使えそうです。

左上がPalm Webcam PCのウィンドウ。サーバー機能を持っていて、映像配信が可能です。右はYahoo! Messengerの画像ウィンドウ。問題なく使えました。

PalmSource純正の開発環境「Palm OS Developer Suite」がダウンロードできるようになっています。
Version1.0のアルファビルドということですが、ダウンロードしてみました(ダウンロードには、簡単な登録が必要です)。インストールしてみると、Cygwinがインストールされます。ん? なぜ? インストールが終わって起動してみると、Eclipseの画面が現れました。なるほど。
Eclipseは、IBMがオープンソースコミュニティーに提供した統合開発環境です。Eclipseと言えばJavaというイメージですが、プラグインを追加することでさまざまな言語に対応できる仕組みになっています。PalmSourceは、それを利用したわけですね。
今まで本格的なPalmプログラミングはCodeWarriorで行うのが一般的でしたが、PalmSourceから開発環境がリリースされるということは、CodeWarriorはPalmから撤退してしまうのでしょうか。Appleから純正の開発環境(Project Builder。現在はXcode)が提供されたときの流れを連想してしまいます。
Palmのネットワーク環境が充実してきたので、今なら面白いものが作れそうな気がしています。時間がほしい・・・ 🙁