Bluetooth必須なので、au「W21T」かボーダフォン「V702NK」かで迷っていましたが、実物を見てV702NKにしました:-)

早速MacとCLIE PEG-UX50でダイヤルアップに挑戦。


Macは簡単でした。
Mac側では「Bluetooth設定アシスタント」で702NKを登録して、702NK側では「認証済み機器」にしておきます。
「システム環境設定」の「ネットワーク」で新しい接続を追加。「ネットワークポート設定」で「Bluetooth」をチェックして有効にします。「ネットワーク」の「Bluetooth」パネルで以下を設定。

・「PPP」タブ
  サービスプロバイダ:vodafone(任意でOK)
  アカウント名:ai@vodafone
  パスワード:vodafone
  電話番号:*99#

・「Bluetoothモデム」タブ
  モデム:Nokia Infrared

「PPP」タブの「今すぐダイヤル」をクリックすると、「インターネット接続」が起動して接続を開始します。

CLIEはなかなか接続できませんでした。
これまでBluetooth付きPHSの633Sを使っていて、CLIE側では単にPIAFS対応のアクセスポイントを指定していただけです。同じつもりで、「ネットワーク」パネルで新しいサービスを作り、ユーザー名をai@vodafone、パスワードをvodafone、電話番号を*99#にしたところ、まったく反応しません。電話番号を64Kデジタル通信用の*7300にすると、電話はかけるのですが、すぐに切断されてしまいます。
一瞬、W21Tにすべきだったか・・・なんて思ってしまいましたが、気を取り直して検索開始。
フランス語のサイトでスクリプトを見つけました。
「接続」パネルに作った702NK用接続の「詳細」で、コマンドに以下を記述します。

AT+CGDCONT=1,”IP”,”Internet.vodafone.net”

オリジナルはもっと長かったのですが、必要と思われる部分だけに切りつめました。その後、「AT+CGDCONT=1」で検索したところ、Poket PCでの接続方法として同様のスクリプトを紹介している日本語のサイトを見つけました。

CLIEでのダイヤルアップが成功したので、一安心。PHSから乗り換えられそうです。

CLIEのアドレスからBluetoothでデータを送ると、702NKはメールとして受信します。それを電話帳に登録すると、割ときれいにフィールドが認識されます。いままでで一番きれいかも、と思いました:-)
付属のソフト「Nokia PC Suite」を使うと、データのバックアップやアプリケーションのインストールがWindowsマシンでできます。
残念なのは、アドレスの編集はできず、追加だけになること。

PIMデータはOutlookとシンクロできるので、Outlook側で編集しようかと思ったのですが、試してみるとすべてのデータがうまく送れないようです。う〜む。困った。

ほかに気になるのは、マニュアルが説明不足なところ。充電器のつなぎ方や、USBケーブル、ヘッドセットのつなぎ方の説明がありません。Wordファイルやテキストファイルが表示できる「QuickWord」がインストールされているのですが、まったく説明がありません。
どうもマニュアルが足りない感じなので、思わず販売店に確認してしまいました。
あと、自分の電話番号を確認するメニューがとても深いところにあるのでびっくり・・・。忘れないように書いておきます。

「電話帳」→「オプション」→「SIM電話帳」→「SIMフォルダ」→「オプション」→「自局電話番号」

なにかとカルチャーショックのある端末ですが、面白いところも多くて、さわりがいがありそうです:-)

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