PHPでプログラムを書くときは、普通のテキストエディタを使ったり、Dreamweaverの内蔵エディタで書いています。どちらも原始的な感じで効率がよくないのが気になっていたのですが、TruStudioという開発環境が1.0 RC2になったというニュースを目にしました。
TruStudioは、Eclipseのプラグイン機構を利用したPHPの開発環境です。以前紹介したPalmSourceのPalm OS Developer Suiteと同じ仕組みですね。
今回は、Win32用のEclipse 3.0.1をインストールし、Language Packで日本語化、TruStudio Foundation 1.0を組み込んでみました。
といっても、手順は簡単。EclipseのサイトのDownloadコーナーにリストされるミラーサイトから、eclipse-SDK-3.0.1-win32.zipと
NLpack-eclipse-SDK-3.0.x-win32.zipを、exoredからtrustudio-foundation-1.0RC2-win32.zipを同じフォルダにダウンロードして、順番に解凍するだけです。
eclipse-SDK-3.0.1-win32.zipを解凍すると「eclipse」フォルダができ、他のものもこのフォルダと同じ構成で固められているので、解凍すると自動的に適切なフォルダに収められます。Eclipseはインストーラはなく、「eclipse」フォルダ内のeclipse.exeを起動すればすぐに使えます。

PHPのプロジェクトを作り、既存のコードをインポートしてみました。


関数や変数のリストが自動的に作られ、クリックですぐにソースの該当部にジャンプできます。
エラーやWarningもリストされ、ソースエディタにもわかりやすく表示されます。もちろんシンタックスのカラーリングや予約語、変数名などの自動補完も可能です。
たとえば、funcと入力してctrl+spaceを押すと・・・


functionのひな形が挿入できます。これは楽だ:-)

EclipseもTruStudioもMac OS Xのバイナリがあるので、こっちも試してみるつもりです。

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