x86で動くPowerPCエミュレーター「PearPC」を試してみました。といってもまだ途中です 🙁

初めはWindowsで試そうとしたのですが、CD-ROMドライブが認識されないため、Mac OS X 10.3のインストールCDをISOイメージにする必要が出てきました。インストール途中でCD-ROM(イメージ)を交換する手間があるし、Linuxで試してみることに方針変更。
ソースをダウンロードして、./configure –enable-gui=qt –enable-cpu=jitc_x86のあと、makeでコンパイル。qtのライブラリが足りなかったので、yumで追加インストール。今度はnasmが足りないので、また追加。ようやくmakeできました。

続いて、Mac OS Xをインストールするためのディスクイメージをddコマンドで作成しました。ディスクイメージはdarwinのインストールディスクで初期化しないと、起動ディスクにならないという説明がありましたが、とりあえずPearPCが動くことを確かめるために、設定ファイルでディスクイメージとCD-ROMドライブを指定して、CD-ROMドライブにMac OS XのインストールCDを入れてPearPCを起動してみました。起動のコマンドは、ppc < 設定ファイル>です。

すると、なんの問題もなくインストールCDから起動しました! しかし、かなり遅いです。と、ここで時間切れ。会社に置いてあるマシンで試していたので、終電の時間になってしまいました 🙂
また時間があるときに続きに挑戦してみます。
うまくインストールできれば、Mac OS Xが入っているディスクイメージをWindowsに持って行ってみるつもりです。